国土交通省は、平成30年における全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果を公表した。屋上緑化や壁面緑化は、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成、都市の低炭素化等の観点から、全国的に取り組みが進められている。同調査は、屋上・壁面緑化の最近の傾向をとらえるために、全国の造園建設会社や総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなどを対象にアンケート調査を行ったもの。今回は、計541社を対象に、272社(対象の50.3%)から回答を得た。その結果、平成30年中に新たに施工された屋上緑化は約16.1ヘクタール、壁面緑化は約4.6ヘクタールが創出された。これにより、平成12年から平成30年の19年間の累計施工面積は、屋上緑化が約516ヘクタール、壁面緑化は約95ヘクタールとなった。平成30年の特徴的な傾向として、屋上緑化および壁面緑化の施工面積において、「商業施設」の割合が増加しており、特に屋上緑化では平成30年は統計開始後初めて、全体の2割を越えたという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | 国土交通省 | 屋上緑化 | 壁面緑化 | ヒートアイランド現象 | 商業施設 | 都市空間 | 低炭素化 | 造園建設会社 | 総合建設会社 | 屋上・壁面緑化関連資材メーカー |
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