横浜市は、東京ガス(株)と共同で、横浜市北部下水道センターで発生するバイオガス(消化ガス)について、膜分離法によるガス精製試験と有効利用方法を検討する研究を、開始すると発表した。バイオガスは、再生可能エネルギーの1つで、下水汚泥等を発酵させて得られる可燃性ガス。精製することで熱量が増大し、様々な用途に利用できるようになる。今回、同市の消化ガス利用のノウハウと、ガス利用技術の高度化に取り組む東京ガスの技術を活用することで効率的・効果的に研究が進むことから、バイオガスのさらなる利用拡大に向けた共同研究を始めることとなった。主な目的は、1)分離膜の性能及び耐久性の確認、2)都市ガス代替燃料としての利用など、同市での利用拡大に向けた検証、3)国内外への展開を視野に入れた中小規模の下水道事業などへの技術導入可能性の検討。研究期間は、平成25年5月22日から平成27年3月31日である。
情報源 |
横浜市 記者発表資料
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機関 | 横浜市 東京ガス(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 再生可能エネルギー | 分離膜 | 下水道 | 東京ガス | 下水汚泥 | バイオガス | 横浜市 |
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