三菱電機(株)は、業界で初めて、家庭のテレビに太陽光発電システムの発電量や家庭内の消費電力量、電力売買量、二酸化炭素(CO2)排出削減量などを分かりやすく表示するユニットを平成20年9月1日から発売する。太陽光発電システムは、CO2排出量の削減効果が期待できることから、有効な地球温暖化対策の1つとして一層注目が集まっており、住宅向けには、発電効率などのハード面の性能向上とともに、顧客が発電状況を分かりやすく確認でき、省エネ意識の向上につながるようなソフト面の充実も重要となっている。従来、太陽光発電システム用モニターは、リビングの壁などに設置された小さな液晶画面に表示するため、表示できる情報が限られていた。今回発売する製品は、家庭のテレビに情報を表示するため、家族一緒に効果を確認でき、省エネ活動に役立てることができるという。同製品は、7月30日からの「PVJapan2008」にも出展される。