三菱電機(株)は、国内住宅用太陽光発電システムの新商品として、高出力化した単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュールを、平成25年6月20日に発売すると発表した。今回発売する製品は、太陽電池セルの高効率化と光透過性に優れたガラスの採用により、長方形モジュールの公称最大出力で、同社従来品に比べ8W増加の220Wを実現。また、多彩な形状の全モデルを高出力化し、最適に組み合わせることにより、限られた屋根のスペースを最大限有効活用し設置容量を増加させることができる。さらに、製品背面に配置したプロテクションバーなどの剛性向上により垂直積雪量2.0m以下地域への設置を可能にした「積雪地域対応モジュール」についても、出力220Wを実現している。同社では、高出力化の実現により、システムトータルでの発電量をさらに向上させ、家一軒あたりの売電増加に寄与していくという。