日本電気(株)(NEC)は、Scope3に基づく2012年度のCO2排出量を公表。Scope3は、企業がサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を算定・報告するための国際的な基準。今回、調達から生産、廃棄にわたるサプライチェーン全体でのCO2排出量のさらなる削減を推進するため、NECとして初めて2012年度実績分について「Scope3スタンダード」に従った集計を行った。その結果、サプライチェーン全体でのCO2排出量(計814万トン)のうち94%がScope3(サプライチェーンの上流・下流からの排出)に相当し、中でもNECが販売した製品の使用段階での排出が全体の60%と最も多いことがあらためて確認できた。同社では今後、この集計結果に基づき、製品の使用段階での排出量削減に向け、製品のエネルギー効率を一層高める努力を続けるとともに、購入した製品・サービスなど他の比較的大きな排出量のプロセスでの改善に着手し、サプライチェーン全体でのCO2排出量の削減が着実に進むよう努力していくという。
情報源 |
日本電気(株) プレスリリース
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機関 | 日本電気(株) |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | CO2 | NEC | 日本電気 | 温室効果ガス | エネルギー効率 | 排出量 | 製品 | サプライチェーン | 算定 | Scope3 |
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