双日(株)の100%子会社で、合成樹脂事業会社である双日プラネット(株)と三菱重工業(株)は共同で、韓国の太陽電池システムインテグレーターである大韓テクレン社から太陽電池パネルを受注したと発表した。今回受注したのは、三菱重工業が製造する薄膜型太陽電池で、アモルファス型と最新型の微結晶タンデム型と呼ばれる高効率の太陽電池の2種類を納入する。また、双日プラネットでは、太陽電池で発電した直流電流を交流電流に変換するインバーターも同時に受注しており、(株)三社電機製作所の高効率・大容量のインバーター製品を納入する。薄膜型太陽電池は、現在普及している結晶型太陽電池に比べて、シリコンの使用量を約100分の1に削減でき、製造時に使用するエネルギーが少なく二酸化炭素排出の削減効果も大きいことから、環境に配慮した次世代型の太陽電池として注目を集めている。