(株)富士経済は、2013年4月から7月にかけて、太陽光発電に関連する世界市場を調査し、その結果をまとめた報告書「2013年版 太陽電池関連技術・市場の現状と将来展望」を発表した。これによると、太陽電池の世界市場は、市場を牽引してきた欧州の減退が大きな要因となり、2012年は成長が鈍化した。2013年は、中国やインドをはじめとした新興国・北米や日本などが好調で、出力ベースで2012年比19.5%増の41,905MWとなる見込み。また、金額ベースでも、太陽電池価格が安定化する状況が整いつつあることなどから、2013年は、2012年比17.6%増の3兆889億円と見込まれる。さらに、今後は東南アジアや南米、アフリカなどの日照条件の良好な地域での需要増加も期待されることから、2020年には2012年比で、出力ベースで2.4倍の84,145MW、金額ベースで1.4倍の3兆6,035億円になると予測されるという。
情報源 |
富士経済グループ プレスリリース(PDF)
(株)富士経済 マーケット情報 |
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機関 | 富士経済グループ (株)富士経済 |
分野 |
地球環境 |
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