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 パナソニックグループ エナジー社、HIT太陽電池モジュールについて高いPID耐性を実証

発表日:2012.09.19


  パナソニックグループ エナジー社は、同社製HIT太陽電池モジュールが、電圧誘起出力低下(PID)に対して、高い耐性を有することを実証したと発表した。PID現象とは、太陽電池モジュールでモジュール内部回路(太陽電池セル)と接地されたフレームとの間に高電圧がかけられた状態で温度や湿度などの外部要因が加わった場合に生じることがある出力低下現象で、太陽光発電システム全体の総出力を低下させる恐れがある。一般にシステム電圧が高く、高温多湿な環境において起こりやすいとされている。同社では今回、社内および第三者機関により、PIDにかかる検証を実施。その結果、極めて高いPID耐性を有することが実証できた。同社では、今後も更なる高品質・高信頼性を備えた太陽電池の開発・商品化を加速し、グローバルでの事業拡大に取り組んでいくという。

情報源 パナソニックグループ エナジー社 プレスリリース
機関 パナソニックグループ エナジー社(現:パナソニック(株) オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 太陽電池 | パナソニック | モジュール | 電圧 | 耐性 | エナジー社 | 出力 | PID
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