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 (株)日本航空、 ハワイ線で新経路設定方式(UPR方式)試行運用を開始

発表日:2008.08.08


  (株)日本航空グループ(JALグループ)は2008年8月11日より、日本・ハワイ間においてUPR(USER PREFERRED ROUTE)方式の試行運用を開始する。UPR方式の導入により、航空機の離陸時間に合わせ、最新の気象状況および航空機材を考慮した安全でより効率の良い飛行経路を航空会社が任意に作成・運航することが可能となる。これにより、飛行経路・飛行時間の短縮による運航効率の向上や燃料消費削減・CO2削減等の環境負荷軽減を図ることができる。具体的には、JAL便の日本・ハワイ間のCO2削減量は4700トン、燃料使用削減量は約340万ポンド(193万リットル、ドラム缶9600本分)、燃油費削減効果は1億8000万円を想定しているという。なお、今回の試行運用に先立ち、国土交通省および米国連邦航空局による安全検証が行われている。

情報源 (株)日本航空 プレスリリース
機関 (株)日本航空
分野 地球環境
キーワード CO2 | 日本航空 | 燃料 | JAL | 新経路設定方式 | 運航 | UPR
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