長崎県は、(株)MATSUFUJIと、平成25年10月17日付けで、「ながさき太陽光倶楽部」クレジットの譲渡契約を締結したと発表した。「ながさき太陽光倶楽部」は、県内の一般家庭に設置された太陽光発電設備による二酸化炭素(CO2)排出削減量を取りまとめ、国内クレジット制度による認証を受けてクレジット化することで県の環境保全事業につなげることを目的に、平成22年度に創設された。平成25年6月7日には、同倶楽部によるCO2削減量として、1,052tが国内クレジット認証委員会により認証された。今回、同社で販売されている自動車の走行によって排出されるCO2のカーボン・オフセットに利用するため、走行距離に換算すると217万5千kmに相当する、300tのクレジットを譲渡する。クレジットの売買代金の全額は、県の環境美化基金に寄付され、県内の環境保全事業のために活用されるという。なお、同社へのクレジットの譲渡は、昨年に引き続き2度目となる。