大阪府は、大阪府化学物質管理制度を見直し、大規模災害に備えた自主的な化学物質の管理を促進すると発表した。これは、大規模災害に備えて、事業者が自ら環境リスクの把握を行い、対策の優先度を決定し、リスク低減の方策を講じることにより、事業者の自主的な管理の強化を促進するもの。今回、大阪府化学物質管理制度を見直し、「大阪府生活環境の保全等に関する条例」に基づく「大阪府化学物質適正管理指針」を改正し、指針に「大規模災害が発生した場合の環境リスク低減に関する事項」を追加した。また、事業者が化学物質を適正に管理するために作成する「化学物質管理計画書」の記載事項に、「大規模災害に備えた環境リスクの低減対策の方針」として以下を追加した。1)南海トラフ巨大地震などの大規模災害において想定される地震の震度や津波の高さ、2)環境リスク低減のための方策の方針。なお、これらの改正は、平成25年11月29日に施行された。
情報源 |
大阪府 報道発表資料
大阪府 大規模災害に備えた大阪府化学物質管理制度の見直しについて |
---|---|
機関 | 大阪府 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質管理 | 大阪府 | 災害 | 環境リスク | 環境保全 | 事業者 | 条例 | 指針 |
関連ニュース |
|