東京都は、中小テナントビルの省エネレベルを表示する「カーボンレポート」の提供を、平成26年6月から開始すると発表した。カーボンレポートは、都に提出された地球温暖化対策報告書のデータを基にして設定された「ベンチマーク」によって、ビルの省エネレベル(CO2排出実績や省エネルギー対策の取組状況等)を7段階に色分けし、分かりやすく表示するもの。これによってビルオーナーは、ビルの省エネレベルをテナントや入居希望者に対しアピールすることで、テナントに対し入居を促すことができる。また、テナントは、ベンチマークによってビルの電気使用量の大小を推定でき、入居先を選定する際の判断材料とすることができる。都では、この制度により、ビルオーナーの省エネ意欲が高まり、中小テナントビルの省エネ性能が向上することを期待しているという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 地球温暖化 | 東京都 | CO2排出量 | ビル | 電気使用量 | カーボンレポート |
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