静岡県は、より効率的かつ適正な生活排水処理施設整備の促進を図るため、「静岡県生活排水処理長期計画」の見直しを行ったと発表した。同県では、良好な水環境の保全や快適な生活環境を創出するため、平成13年度に策定した「静岡県生活排水処理長期計画」に基づき生活排水対策を計画的に進めている。しかし、近年、人口減少など生活排水処理を取り巻く情勢が大きく変化したこと等から、生活排水処理施設整備の一層の効率化が急務となっている。今回の計画では、平成22年度を基準年度として、10年後の中期目標(平成32年度)、20年後の長期目標(平成42年度)を設定し、10年後に必要に応じて方針・施策等の見直しを行うこととしており、平成42年度末の生活排水処理施設整備率は90.9%と見込んでいる。また、最適な整備手法への転換や既存施設の統廃合による効率化、建設コストの縮減のための具体的施策、さらには汚泥の有効活用や施設の耐震化など循環型社会の形成や防災・減災などの視点に立った施策も盛り込んでいる。
情報源 |
静岡県 記者提供資料
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機関 | 静岡県 |
分野 |
ごみ・リサイクル 水・土壌環境 |
キーワード | 循環型社会 | 生活排水 | 計画 | 排水処理 | 汚泥 | 施策 | 施設 | 静岡県 |
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