環境省は、平成26年度地熱・地中熱等の利用による低炭素社会推進事業の2次公募を開始すると発表した(公募期間:平成26年7月14日~8月8日17時必着)。地熱・地中熱等を利用した取組は、二酸化炭素の排出削減の観点から非常に有効であるが、そのポテンシャルを十分に有効活用できていない。同事業は、環境に配慮した地熱・地中熱等利用事業の初期コスト低減による自立的普及を促し、地域のニーズや特性に適した環境保全型低炭素社会の構築を目的として、地域の特性に応じた環境配慮型の地熱・地中熱等利用事業の自立的普及に向けて、1)事業化計画の策定、2)温泉エネルギー・地中熱を利用した設備等の設置、を行う地方公共団体または民間団体等に対して補助を行うもの。今回の2次募集での対象事業は、地熱等の利用では温泉水を熱源とするヒートポンプ、温泉に付随する可燃性天然ガスを熱源とするボイラーやコージェネレーション等の設備導入、地中熱の利用では地域面的地中熱利用推進事業、である。