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 環境省、鹿島火力発電所2号機建設計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2014.07.18


  環境省は、鹿島火力発電所2号機建設計画に係る計画段階環境配慮書について、平成26年7月18日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、鹿島パワー(株)が茨城県鹿嶋市の新日鐵住金(株)鹿島製鐵所において、出力約65万kWの石炭火力発電所を設置するもの。同事業で発電した電力の一部は、東京電力による平成24年度電力卸供給入札において落札された電力として東京電力に供給されることとなっており、その他の供給先は現時点で未定である。今回の環境大臣意見では、1)経済産業省に対して、電力業界全体でCO2排出削減に取り組む枠組の構築に向けた取組の促進、天然ガス火力のCO2排出量との差に相当する純増分について環境保全措置を講じること、2)事業者に対して、枠組構築への取組、枠組が構築されるまでの間の措置について具体化の状況に応じて方法書以降の図書に記載すること、熱効率を適切に維持管理すること、CO2分離回収設備に関する検討を行うこと、等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
大気環境
水・土壌環境
環境総合
キーワード 石炭 | 環境省 | 経済産業省 | CO2排出量 | 環境影響評価 | 火力発電所 | 茨城県 | 環境大臣意見 | 環境配慮書
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