(株)アルバックと中国のChina Solar Power社(以下、CSP)は、中国での薄膜太陽電池市場参入に向けた戦略的提携を結んだ。アルバックが提供する薄膜太陽電池製造ラインは、第5世代のガラス基板を用い、本格的な発電用プラントを目指したもので、CSPが中国山東省の煙台市に建設する新工場において、製造ラインの立ち上げ、試運転、生産指導を行う。当初のモジュール生産量は、シングル構造のアモルファスシリコン(a-Si)で1年間に50MW。その後、発電効率の高いタンデム構造でのモジュール製造に移行し、2010年には年間生産量を50MWから約64MWに増加する計画という。中国でこのサイズでの生産は初めてとなる。