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 コスモ石油(株)、セルロース系バイオマスエタノール生産技術開発会社に出資へ

発表日:2008.10.20


  コスモ石油(株)は、セルロース系バイオマス(木材、稲わら等)からの効率的なエタノール生産技術開発に注力している(株)Biomaterial in Tokyoの株式を40%引き受けることに合意した。バイオマスエネルギーが地球温暖化防止の点から期待されるなか、同社は、将来のエタノール製造事業参入を視野に入れ、セルロース系バイオマスからのエタノール技術開発を進めることを重視しており、すでに国内唯一の亜硫酸パルプ(SP)製造工場を持つ日本製紙ケミカルとバイオマスエタノール製造に関するフィージビリティ調査を進めている。同調査では、工場からのSP蒸解廃液がエタノールの原料となる糖類を大量に含むことに着目し、C5/C6糖の発酵菌の開発や、糖化に関する研究に取り組んでおり、今回のBiomaterial in Tokyoへの出資により、当該技術開発を加速していくという。

情報源 コスモ石油(株) プレスリリース
機関 コスモ石油(株)
分野 地球環境
キーワード コスモ石油
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