環境省は、常磐自動車道(浪江~南相馬)における除染方針の達成状況を公表した。同省では、平成24年12月から平成25年6月まで行った「常磐自動車道除染等工事」について、同年9月に除染の結果を公表した。今回、浪江インターチェンジ(IC)~南相馬IC間の整備工事が行われたことを受け、路面舗装等の効果による線量低減を期待した「除染方針」の達成状況を確認するため、モニタリングカーによる走行サーベイを実施した。その結果、当該区間において、「除染方針」の目標の空間線量率を大きく下回っていることを確認した。具体的には、目標である供用時に概ね3.8μSv/h以下であることに対し、平成26年10月21日の測定では平均0.6~0.7μSv/hとなった。なお、今回の走行サーベイにおいて、平成26年2月に再開通した広野IC~常磐富岡IC間の空間線量率は平均1.3~1.5μSv/hで、平成27年のゴールデンウィーク前までに開通予定の常磐富岡IC~浪江IC間の空間線量率は平均0.5~2.4μSv/hであった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 方針 | 除染 | 空間線量率 | 復旧 | 常磐自動車道 | 路面 |
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