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 環境省、常磐自動車道(常磐富岡~浪江)における除染方針の達成状況を公表

発表日:2015.02.20


  環境省は、常磐自動車道(常磐富岡~浪江)における除染方針の達成状況を公表した。国では関係機関と連携し、常磐自動車道の早期開通を目指し、「常磐自動車道警戒区域内における除染モデル実証事業」の結果より路面の舗装や路盤混合による線量低減効果を確認し、これを踏まえ除染とインフラ復旧・整備工事の「一体的施工」を実施してきた。今回、NEXCO東日本による整備工事が行われ、常磐富岡インターチェンジ(IC)~浪江IC間が平成27年3月1日に開通することを受け、路面舗装等の効果による線量低減を期待した「除染方針」の達成状況の確認を行った。その結果、当該区間において、「除染方針」を達成し、道路上の地上1mにおける空間線量率は平均1.1μSv/h、最大4.8μSv/h(除染前は最大35.9μSv/h)となった。また、当該区間において、約9,000m3の除去土壌の発生量を削減と試算し、浪江IC~南相馬IC間で約5,000m3削減できたことから、合計で約14,000m3の削減となった。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
大気環境
水・土壌環境
キーワード 環境省 | 土壌 | 方針 | 除染 | 空間線量率 | 復旧 | 常磐自動車道 | 路面
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