環境省は、「常磐自動車道警戒区域内における除染モデル実証事業」の結果等を公表した。同事業は、警戒区域内の常磐自動車道の除染工事の実施に先立ち、効率的、効果的かつ安全性の高い除染の方策を確立することを目的とするもので、様々な線量状況、整備状況、道路構造を考慮して実施している。今回の実証事業では、丁寧な除染と舗装工事を行うことで、空間線量率を相当程度低減させることが確認された。これにより、同事業で得られた知見をもとに常磐自動車道の除染を行うことで、警戒区域内の常磐自動車道の全線について、相当程度、線量を低減させるめどがついた。同省では今後、仮置場が確保されることを前提に、速やかに除染の工事発注を行い、年内に除染に着手し、平成25年6月末までに除染工事を完了する予定。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 実証 | モデル事業 | 除染 | 警戒区域 | 空間線量率 | 常磐自動車道 |
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