環境省は、鹿児島県で、ツルが越冬するために保護区内に人工的に水を張って設置している「ねぐら」の水から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。平成26年12月5日、鹿児島大学(確定検査機関)が実施している「ねぐら」の水調査において、鹿児島県出水市で採取された水1検体について、遺伝子検査により鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)遺伝子が検出された。同日、水採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定した。今回、鹿児島大学(確定検査機関)での確定検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)であることが確定した。今回の検出は、ねぐらに張った水からの検出であるため、人の生活や飲料水等に影響は無い。なお、同一地域(11月27日に指定された野鳥監視重点区域内)での続発事例のため、改めて野鳥緊急調査チームの派遣は行わないが、引き続き監視を強化するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料(PDF)
環境省 報道発表資料(PDF) 環境省 高病原性鳥インフルエンザに関する情報 鹿児島県 野鳥における鳥インフルエンザウイルスの検出について |
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機関 | 環境省 鹿児島県 鹿児島大学 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 渡り鳥 | 環境省 | 野鳥 | ウイルス | 鳥インフルエンザ | 高病原性 | 鹿児島県 | 鹿児島大学 |
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