環境省は、平成27年3月29日付で、日本とインドネシアにおいて、二国間クレジット制度(JCM)に関するプロジェクトが2件登録されたと発表した。今回登録されたプロジェクトは、日本側は(株)前川製作所、インドネシア側はPT. Adib Global Food Supplies、PT. Mayekawa Indonesiaが実施する「食品工場の冷凍倉庫における高効率冷却装置の導入」(第2号)と「食品工場の急速冷凍施設における高効率冷却装置の導入」(第3号)の2件。高性能スクリューローターを採用し、IPMモーターを組み合わせた二段式スクリュー冷凍機を用いることで、冷凍倉庫及び急速冷凍施設における冷却装置を省エネ化する。また、自然冷媒(アンモニア及びCO2)を用いることで、省エネと同時にノンフロン化を実現し温室効果ガス排出量を低減する。想定されるGHG排出削減量は2020年までの合計で2件合わせて996t-CO2となる。日本政府では、引き続きJCMを着実に実施することで、優れた低炭素技術を活用した地球規模での温暖化防止を推進していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 環境省 | 前川製作所 | インドネシア | 排出削減 | 冷却 | 二国間クレジット | 低炭素技術 | JCM |
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