環境省は、平成29年2月10日付で、日本とインドネシアで実施される二国間クレジット制度(JCM)の下で新たに1件のプロジェクトが登録されたと発表した。今回登録されたプロジェクトは、日本側は豊田通商(株)・インドネシア側はPT. TTL Residencesが実施する「冷温同時取出し型ヒートポンプ導入による省エネルギー」で、インドネシアでは7件目、JCM全体としては16件目となる。ホテルの熱源システムに冷温同時取出し型ヒートポンプを導入し、大浴場への温水を給水することで、ボイラの軽油使用量を削減する。また、温水供給に加え、ホテル共有スペース冷房用の冷水も冷却することで、チラーの動力低減も同時に実現する。想定されるGHG排出削減量は2020年までの合計で831t-CO2となる。日本政府では、引き続きJCMを着実に実施することで、優れた低炭素技術を活用した地球規模での温暖化防止を推進していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ヒートポンプ | 省エネルギー | 環境省 | 豊田通商 | インドネシア | 排出削減 | 二国間クレジット | 低炭素技術 | JCM |
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