東電環境エンジニアリング(株)は、東京都下水道局と下水汚泥焼却灰(以下、焼却灰)を利用した無焼成ブロックの製造実施・販売について協定を締結し、平成19年10月に製品納入を開始した。この事業は、再生資源を主原料とする同社独自の無焼成レンガ風ブロック製造技術を活用して、都内の下水処理施設(北多摩一号水再生センター)で発生する焼却灰を利用した無焼成ブロックを製造・納入し、製品の一部について、東京都の公共工事での積極的利用をはじめ、一般市場での販売を行うもの。これにより、東京都における焼却灰再資源化の取り組みに貢献するとともに、焼成レンガに比較してCO2の排出量低減が可能という。平成19年度は約40万個の製造を予定している。