茨城県は、流域下水道事業における放射性物質の測定結果を公表した。この調査は、平成23年5月1日に福島県が下水汚泥の放射性物質濃度を公表したことから実施された。今回、5月3~4日に、同県の3箇所の下水処理場において、脱水汚泥等の放射性物質濃度の調査を実施した結果、放射性セシウム(Cs-134、Cs-136、Cs-137の合計値)が、脱水汚泥から最大716Bq(ベクレル)/kg、焼却灰から最大17,020Bq/kg検出された。(放射性ヨウ素は、脱水汚泥から最大300Bq/kg、焼却灰から最大120Bq/kg検出)。同県では、今後の対応として、1)今回測定を行わなかった5処理場についても同様な調査を実施する、2)国に対して、放射能量の基準値の策定及び下水汚泥等の安全な処理方策の早急な策定を要望する、としている。
情報源 |
茨城県 流域下水道事業における放射性物質の測定結果
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機関 | 茨城県 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 焼却灰 | 下水道 | 下水汚泥 | 基準値 | 茨城県 | 放射性物質 | 放射性ヨウ素 | ベクレル | 放射性セシウム | 脱水汚泥 |
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