大阪府は、「大阪府地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定したと発表した。同府では、「地球温暖化対策の推進に関する法律」や「大阪府温暖化の防止等に関する条例」に基づき、府域の温暖化対策を総合的・計画的に推進している。今回策定した実行計画は、大阪府域の地球温暖化対策を推進するための計画で、2020年度までに温室効果ガス排出量を2005年度比で7%削減するとしている。また、府庁においても、2000年から計画を策定し、府域の中で率先して温室効果ガスの排出削減に取り組んできたが、さらなる排出削減のため、第4期計画を新たに作成。2020年度までに温室効果ガス排出量を2014年度比で6%以上削減するとしている。両計画の計画期間は、2015年度から2020年度まで。同府では今後も、両計画を推進することにより、地球温暖化による影響を軽減するため、大阪府域の温室効果ガスの排出量の抑制等を図っていくという。