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 環境省、日本動物園水族館協会等のライチョウ保護増殖事業を認定

発表日:2015.05.25


  環境省は、(公社)日本動物園水族館協会(日動水)、東京都(恩賜上野動物園)及び富山市(富山市ファミリーパーク)が実施するライチョウ保護増殖事業について、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)に基づく国の保護増殖事業計画に適合している旨の確認及び認定を行うと発表した。ライチョウは、平成24年10月に環境省がライチョウ保護増殖事業計画を策定し、同計画において将来的な野生復帰を見据えた生息域外保全の取組を実施することとしており、協定に基づき日動水と環境省との連携体制を構築している。今回の事業確認・認定は、平成27年のライチョウの繁殖期に、乗鞍岳からライチョウの卵を採取して飼育繁殖の取組を開始することとしており、そのために必要な法的手続きの一環として行われる。事業計画では、ライチョウの飼育下繁殖技術を確立し、野生復帰させ得る資質を備えた本種の生息域外個体群を形成、維持するとともに、動物園等における普及啓発を推進するという。

情報源 環境省 報道発表資料
東京都 報道発表資料
機関 環境省 (公社)日本動物園水族館協会 東京都 富山市
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 東京都 | 生息域外保全 | 富山市 | 野生動植物 | 種の保存法 | 保護増殖 | 日本動物園水族館協会 | 乗鞍岳
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