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 環境省、秋田市大森山動物園のイヌワシ保護増殖事業の種の保存法適合を確認

発表日:2015.09.25


  環境省は、秋田市大森山動物園が実施するイヌワシ保護増殖事業について、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)に基づく国の保護増殖事業計画に適合している旨の確認を行うと発表した。同園では、昭和45年より継続してイヌワシの飼育及び繁殖に取り組んでおり、また(公社)日本動物園水族館協会において、生物多様性委員会種保存事業部のイヌワシ計画管理者の任を担い国内飼育下個体群維持等の調整業務を行っている。今回の事業確認は、譲渡し等の禁止など国内希少野生動植物種にかかる規制の一部が適用除外となり、動物園における飼育繁殖の取組を円滑に実施することが可能とするもの。同園の事業計画では、イヌワシの飼育下での繁殖技術の確立に努めるとともに、遺伝的多様性を考慮した飼育下繁殖の推進及び個体群維持に取り組む。また、普及啓発活動によりイヌワシ等の希少猛禽類の保全について国民の理解を深めるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | 野生動植物 | 秋田市 | 猛禽類 | イヌワシ | 種の保存法 | 保護増殖
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