(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「地球温暖化対策のための革新的製鉄プロセスにおける技術課題に関する調査」に係る委託先を公募している(提出期限:平成19年11月14日(水)17時必着)。この調査では、国内のCO2排出量の14%を占める鉄鋼業界における地球温暖化対策を進めるため、製鉄プロセスの中で最もCO2発生量の多い高炉を中心に、CO2排出量の削減技術に関する調査を行う。具体的には、還元材としてCO2発生量の多いコークス(炭素)の消費量を削減するため、代替となる還元材の利用技術等に関する調査・検討や、コークス削減による高炉への影響の調査、スクラップ利用によるCO2排出削減効果の検討、二酸化炭素分離回収(CCS)技術の適合性調査等を行う。