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 川崎重工、韓国・大田市向けにRDFを燃料とする内部循環流動床ボイラを受注

発表日:2015.07.09


  川崎重工業(株)は、韓国のGS Engineering & Construction社より、同国大田市向けにRDF(廃棄物固形燃料)を燃料とする内部循環流動床ボイラ1缶を受注したと発表した。韓国の「新・再生可能エネルギー義務割当制(RPS)」では、販売電力が一定量を超える電力事業者に対して、その総発電量の一定割合に相当する新・再生可能エネルギーの供給を義務付けており、バイオマスや廃棄物を高効率かつ安定的に燃焼できるボイラの需要増加が期待されている。今回受注した内部循環流動床ボイラは、腐食性物質や環境汚染物質を含むごみや廃プラスチックを原料とする固形燃料のほか、様々な廃棄物やスラッジなどを燃料にすることができるもの。大田市が廃棄物の有効利用を目的として新設予定の廃棄物利用エネルギー施設に組み込まれ、毎時約50トンの高温・高圧蒸気を発生させ、発電や熱供給に使用されるという。なお、同施設は2017年中に運転を開始する予定。

情報源 川崎重工業(株) プレスリリース
機関 川崎重工業(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード 再生可能エネルギー | 廃棄物発電 | RDF | 川崎重工業 | ボイラ | 熱供給 | 韓国 | 固形燃料 | 有効利用
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