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 国交省、平成26年全国一級河川の水質現況を公表

  国土交通省は、平成26年の全国一級河川109水系における水質現況を公表した。この調査は、昭和33年から一級河川（直轄管理区間）で実施しているもの。平成26年は、有機汚濁の代表的な指標であるBOD・COD値の環境基準を満たした地点の割合は91%（河川97%、湖沼等44%）となった。また、流域での取組等によりこの10年間でBOD値が大幅に改善されている地点は、運河（合流前）（利根川水系利根運河）、秋山川末流（利根川水系秋山川）、川北（芦田川水系高屋川）、郡界橋（大和川水系佐保川）、亀の子橋（鶴見川水系鶴見川）であった。さらに、水質が最も良好な地点は前年よりも31地点増え、96地点であった。直轄管理区間に複数の水質調査地点を有する河川のうち、水質が最も良好な河川は、尻別川、後志利別川、沙流川、荒川（阿武隈川水系）、安倍川、熊野川、北川、仁淀川、吉野川、川辺川、本庄川、小丸川及び五ヶ瀬川の全13河川であった。

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