三洋電機(株)は、走りながら発電・充電できる「回生充電機能」を持つ電動ハイブリッド自転車を2009年2月より発売すると発表した。この自転車は、道路交通法施行規則の一部改正(2008年12月1日)による電動アシスト自転車の新基準に対応し、人力に対するモーターの力の比率(アシスト比率)最大1:2を実現できる「パワーアップモード」を搭載。このモードでは、同社独自のスムーズなアシスト制御により、快適な走行を提供する。また、エネルギーの有効活用をコンセプトに、走行中の運動エネルギーの取り込みに着目し、「下り坂や減速時にモーターを発電機に切り替えて、発電・充電する」という創エネルギーサイクルを取り入れることで、軽量化と走行距離の延長を実現している。日常生活の走行をモデルとした場合、1回の充電あたりの走行距離は最大約1.8倍となり、充電回数を大幅に減らすことが可能という。