三洋電機(株)は、加西事業所(兵庫県加西市)で建設を進めていた次世代の環境配慮型工場「加西グリーンエナジーパーク」が完成したと発表した。同工場は、優れた変換効率をほこる同社のHIT太陽電池による1MWの太陽光発電システムおよび、リチウムイオン電池としては最大規模となる1.5MWhの蓄電システム、各種省エネ機器を制御するエネルギーマネジメントシステム(EMS)、そしてこれら「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」を最適に統合しコントロールするスマートエナジーシステム等が導入されている。また、直流(DC)で建物内に配電する「DC配電」や、一部に、直流駆動のパソコンやLED照明も導入している。同社では、これらパナソニックグループの最先端の環境技術・システムが導入された同工場を、エネルギーの効率的な活用を実証する実験場として活用するとともに、最適な省エネシステムを提案するショールームの場としても利用する。なお、同工場では、エネルギーの効率的な利用により、年間2480トンのCO2排出量を削減するという。
情報源 |
三洋電機(株) ニュースリリース(PDF)
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機関 | 三洋電機(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 省エネルギー | CO2 | リチウムイオン電池 | 低炭素社会 | 工場 | 三洋電機 | 環境配慮 | 蓄電 | 直流 |
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