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 政府、「気候変動の影響への適応計画」を閣議決定

発表日:2015.11.27


  環境省は、「気候変動の影響への適応計画」が平成27年11月27日に閣議決定されたと発表した。気候変動の影響に対処するため、温室効果ガスの排出の抑制等を行う「緩和」だけではなく、すでに現れている影響や中長期的に避けられない影響に対して「適応」を進めることが求められている。今回の適応計画は、気候変動による様々な影響に対し、政府全体として整合のとれた取組を総合的かつ計画的に推進するため、取りまとめたもの。気候変動の影響による被害を最小化あるいは回避し、迅速に回復できる、安全・安心で持続可能な社会の構築を目指す。また、気候変動及びその影響の観測・監視を継続して行い、最新の科学的知見を把握し、気候変動及びその影響の評価を定期的に実施し、当該影響評価の結果を踏まえ各分野における適応策の検討・実施を行い、その進捗状況を把握し、必要に応じ見直すこととしている。同省では、適応計画の概要を含む、日本の適応に関する取組を、今後速やかに気候変動枠組条約事務局(UNFCCC)へ報告する予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | 環境省 | 気候変動 | 計画 | 監視 | 緩和 | 適応 | 環境影響評価 | 観測
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