環境省は、平成27年度環境技術実証事業(有機性排水処理技術分野)の実証機関である(一社)埼玉県環境検査研究協会が、実証対象技術1件を選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、技術の普及を目指すもの。有機性排水処理技術分野では、厨房・食堂、食品工場等からの有機性排水を適正に処理する排水処理技術(装置、プラント等)について実証試験を行う。今回、実証対象技術として、セキュリオン・24(株)の「バイオ固形剤による阻集器内油分除去方法」、1件が選定された。今後、実証試験計画に沿って、実証試験を今年度末までに順次実施し、実証試験結果報告書をとりまとめて公表する予定という。