奈良県は、平成27年度ガンカモ類生息調査の結果を公表した。同調査は、ガン・カモ・ハクチョウ類の冬期生息状況を把握し、鳥獣保護行政の基礎資料とするため、毎年1月中旬に全国一斉に実施されているもの。今回、全調査地118箇所のうち112箇所で、カモ類17種を観察した(ガン類・ハクチョウ類の観察無し)。観察数合計は18,628羽で、昨年度より約644羽減少した。昨年度と比較して観察数の増減が大きかったのは、オシドリ1,028羽減、コガモ628羽減、ハシビロガモ523羽増、カルガモ327羽増。また、全国でも有数のオシドリの渡来地である十津川村の二津野ダムでは、オシドリが前年比1,670羽減と大きく減少し、年末からの暖冬傾向にあったことがひとつの原因に考えられるという。なお、珍しい種類では、ツクシガモ10羽、ホオジロガモ3羽、スズガモ1羽が観察された。
情報源 |
奈良県 報道発表資料
奈良県 ガンカモ類生息調査 |
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機関 | 奈良県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 渡り鳥 | ガン | カモ | 生息調査 | ハクチョウ | 鳥獣保護 | 奈良県 | 渡来地 | 観察 |
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