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 奈良県、平成26年度ガンカモ類生息調査の結果を公表

発表日:2015.02.04


  奈良県は、平成26年度ガンカモ類生息調査の結果を公表した。同調査は、ガン・カモ・ハクチョウ類の冬期生息状況を把握し、鳥獣保護行政の基礎資料とするため、毎年1月中旬に全国一斉に実施されているもの。今回、全調査地118箇所のうち110箇所で、カモ類15種を観察した(ガン類・ハクチョウ類の観察無し)。観察数合計は21,281羽で、昨年度より約2,787羽増加した。昨年度と比較して観察数の増減が大きかったのは、オシドリ2,724羽増、ハシビロガモ433羽増、コガモ407羽減、ヒドリガモ178羽減。また、全国でも有数のオシドリの渡来地である十津川村の二津野ダムでは、オシドリが前年比2,576羽増の3,300羽と飛躍的に増加し、年末からの寒気により多くのオシドリが南下し、ここに留まっていると思われるという。なお、珍しい種類では、ツクシガモ3羽、トモエガモ3羽が観察された。

情報源 奈良県 報道発表資料
奈良県 ガンカモ類の生息調査
機関 奈良県
分野 自然環境
キーワード 渡り鳥 | ガン | カモ | 生息調査 | ハクチョウ | 鳥獣保護 | 奈良県 | 渡来地 | 観察
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