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 奈良県、平成23年度ガンカモ科鳥類生息調査の結果を公表

発表日:2012.02.14


  奈良県は、平成23年度ガンカモ科鳥類生息調査の結果を公表した。同調査は、ガン・カモ・ハクチョウなどのガンカモ科鳥類の冬期生息状況を把握し、鳥獣保護行政の基礎資料とするため、毎年1月中旬に全国一斉に実施されるもの。今回、全調査地118箇所のうち、107箇所でカモ類16種を観察した(ガン類、ハクチョウ類は観察無し)。その結果、観察数合計は15,399羽で、昨年度より約3,000羽減少した。また、十津川村の二津野ダムは全国でも有数のオシドリの渡来地であるが、観察数は493羽で、昨年度より約1,800羽減少した。この原因として、平成23年9月の台風12号災害の影響で、オシドリ渡来時期である11~12月にダム湖の水位が下がっていたことにより、今年度は越冬場所として望ましい環境ではなかったことが考えられるという。

情報源 奈良県 報道発表資料
奈良県 ガンカモ科鳥類生息状況調査
機関 奈良県
分野 自然環境
キーワード 渡り鳥 | ガン | カモ | 生息調査 | ハクチョウ | 鳥獣保護 | 奈良県 | 渡来地 | 観察
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