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 奈良県、平成25年度ガンカモ類生息調査の結果を公表

発表日:2014.02.19


  奈良県は、平成25年度ガンカモ類生息調査の結果を公表した。同調査は、ガン・カモ・ハクチョウ類の冬期生息状況を把握し、鳥獣保護行政の基礎資料とするため、毎年1月中旬に全国一斉に実施されているもの。今回、全調査地118箇所のうち、107箇所でカモ類15種を観察した(ガン類・ハクチョウ類の観察無し)。観察数合計は18,494羽で、昨年度より約953羽増加した。昨年度と比較して観察数の増減が大きかったのは、コガモの1,631羽増、マガモの957羽増、オシドリの1,365羽減、ハシビロガモの423羽減。また、全国でも有数のオシドリの渡来地である十津川村の二津野ダムでは、オシドリが前年比1,096羽減の724羽とほぼ半減しており、生息域の分散化等が考えられるが、詳細は不明という。なお、昨年8年ぶりに観察されたハクチョウ類は、今年度の調査では観察は無かった。

情報源 奈良県 報道発表資料
奈良県 ガンカモ類の生息調査
機関 奈良県
分野 自然環境
キーワード 渡り鳥 | ガン | カモ | 生息調査 | ハクチョウ | 鳥獣保護 | 奈良県 | 渡来地 | 観察
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