国環研、「International Symposium on Eco city Bogor」の開催結果を公表
発表日：2016.04.20
国立環境研究所（NIES）は、ボゴール農科大学（IPB）、バンドン工科大学（ITB）、及び（公財）地球環境戦略研究機関（IGES）と共に、2016年3月17日にインドネシア・ボゴール市で開催した、「International Symposium on Eco City Bogor」の開催結果を公表した。同フォーラムは、NIES・IGESが実施する「二国間クレジット（JCM）推進のためのMRV等関連するインドネシアにおける技術高度化事業委託業務（環境省委託事業）」の一環として開催されたもの。インドネシアの政府機関関係者や低炭素都市づくりに携わる日本とインドネシアの研究機関等から約150名が参加し、急速に成長しているインドネシア・ボゴール市をモデルとして、持続的な発展のためには、エネルギー消費量と排出量を抑制し、低炭素都市を構築することが重要とされた。なお、シンポジウムでは、NIESの既往研究・調査から得られた知見の紹介、低炭素都市づくりに向けた技術的・政策的課題やその対策に関する発表が行われ、インドネシア側との活発な意見交換がなされたという。
