青森県は、2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出量の状況を公表した。これによると、2013年度の青森県内における温室効果ガス排出量は、1,595万t-CO2となった。県内の温室効果ガス排出量は、2005年度から2009年度まで減少したのち、2010年度から増加傾向にあったが、2013年度は前年度比で1.5%の減少、青森県地球温暖化対策推進計画において基準年度としている1990年度比では15.6%の増加となった。前年度と比べて排出量が減少した要因としては、1kWhの電力を発電する際に排出されるCO2排出量を示す電力排出係数が1.5%低下したこと、灯油消費量が前年度と比較して9%減少したこと、などがあげられる。なお、2013年度の県内の森林吸収量を算出すると120万6千t-CO2であり、調整後排出係数による減少分及び森林吸収分を踏まえた温室効果ガス合計は1,472万4千t-CO2であり、前年度比では1.1%増加、基準年度比では6.7%増加していた。
情報源 |
青森県 プレスリリース
青森県 青森県における2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出状況について(PDF) |
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機関 | 青森県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 排出係数 | 地球温暖化 | 温室効果ガス | 化石燃料 | 排出量 | 青森県 | 森林吸収量 |
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