東京ガス(株)は、G7伊勢志摩サミットにおけるカーボン・オフセットにクレジットを提供すると発表した。同社では、環境貢献を目的にこれまでも社内外のイベントにおいて、政府が運用する温室効果ガス排出削減の認証制度「J-クレジット制度」を活用してきた。今回、G7伊勢志摩サミットに際して、J-クレジット制度を運営する経済産業省、環境省、農林水産省が、外務省と連携して実施するカーボン・オフセットへの協力として、J-クレジットを提供することとなった。この取組は、参加者の移動及び宿泊や会場運営により発生するCO2を、自治体や企業からクレジットの提供(20,000トン程度)を受けカーボン・オフセットしようとするもので、東京ガスでは100tを提供するという。なお、サミットにおけるCO2排出量確定後、各社の申し込み量を上限としてクレジット量は最終確定されるという。