エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、海外での日本のクリーン・コール・テクノロジー(CCT)の普及に関するプロジェクト創成などについて、案件形成調査を実施すると発表した。これは、日本が有する世界的に優れた高効率発電技術(USC、IGCC等)や石炭ガス化技術、CO2分離・回収技術(CCUS)、運転管理技術などの石炭高効率利用に関する設備・技術を、アジア新興国や産炭国を中心に国際市場に普及・促進させることで、相手国のエネルギー効率の向上、エネルギー源の多角化を支援し、エネルギー需給の安定、地球環境問題の解決に資することを目的とするもの。2016年度中に実施する調査は、エジプト・アラブ共和国(超々臨界石炭火力発電所)、カナダ・サスカチュワン州(石炭焚き火力発電所排ガスからの化学吸収法CCUS)、パキスタン(ガス化等による未利用炭有効利用)、バングラデシュ国(超々臨界圧石炭火力IPP)、ブラジル(高効率石炭火力発電(超々臨界圧発電))、の5件となっている。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 火力発電 | 石炭 | IGCC | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 調査 | クリーンコール技術 | CCUS | CO2分離・回収 |
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