三菱電機(株)は、次世代ネットワーク(NGN)などの信頼性の高い通信ネットワークに接続したホームゲートウェイ(HGW)により、家庭内の省エネを支援するエネルギー管理システムの試作システムを開発したと発表した。同システムは、分電盤に取り付け可能な「ライフパターンセンサー」により、家庭内の総消費電力量と家電機器の稼働状況を監視し、同センサーで測定した使用状況を、HGWにより家庭内のデジタルテレビなどのモニターに表示(見える化)することでユーザーの省エネ意識を高めるもの。さらに、将来的にはそれらの情報を遠隔のサービス提供会社に集約し、各家庭に省エネアドバイスや省エネ制御情報を配信することで、HGWによる省エネを実現する基盤となることが期待されるという。