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 2016年度以降の再生可能エネルギー発電システム市場の予測(民間調査報告)

発表日:2016.09.14


  (株)富士経済は、再生可能エネルギー発電(太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱)の国内市場を調査した(調査期間:2016年4月~7月)。2016年度、再生可能エネルギー発電システムの国内市場は3兆3,065億円と見込まれているが、再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)における売電価格や制度運用の度重なる変更などのため、2015年度以降、これまで市場をリードしてきた太陽光発電システムの新規設備認定は減少傾向にある。そのため、同社では、2020年度の再生可能エネルギー発電の市場規模は、2015年度比50.7%の1兆7,124億円と予測している。一方、大規模な洋上風力発電所の計画がある風力発電システム、大型案件が予定されているバイオマス発電システムは、2016年度以降も市場拡大が期待できるという。また、2017年度以降は、住宅における太陽光発電併設蓄電池の活用など、再生可能エネルギー市場のプレイヤー各社による新サービスの開発、あるいは海外事例を参考としたポストFITに向けた取組が進むと予想している。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | バイオマス発電 | 富士経済 | 地熱発電 | 水力発電 | 市場調査 | FIT | 固定価格買取制度
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