環境省は、平成28年9月28日から29日までパリのOECD本部で開催された「OECD環境大臣会合」の概要を公表した。同会合には、OECD加盟国35か国の環境大臣等及び国際機関の代表者等が出席し、日本からは関芳弘環境副大臣他が参加した。セッション1では、1)パリ合意の実施・フォローアップのための行動、2)OECD各国のパリ協定の早急な締結、3)短期寿命気候汚染物質(SLCP)対策等の短期間に実効性のある取組等が確認された。また、セッション2では、4)資源効率の推移による低炭素化・脱炭素化、SDGsの実現、5)循環経済への移行におけるビジネスモデルの育成及び投資、重点領域(環境配慮設計、リサイクル品の中に含まれる有害物質対策等)に係る認識が議論された。なお、セッション1の後に、4つの分科会(道路交通による大気汚染、窒素、水、生物多様性)が開催された。日本は、全日程を通じて参加し、G7サミット等の成果をアピールしつつ、積極的に議論に参加・貢献したという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 自然環境 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 生物多様性 | OECD | 大気汚染 | 環境省 | 気候変動 | 環境大臣 | 循環経済 | 低炭素化 | 短寿命気候汚染物質 | パリ協定 |
関連ニュース |