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東京都市大など、電気自動車などの車内温度を簡易に予測する手法を開発
発表日：2016.10.14
東京都市大学は、東京大学生産技術研究所、自動車技術会車室内環境技術部門委員会との共同研究で、カーエアコンの省エネ化、ひいては電気自動車のバッテリー消費電力低減に役立つ車内温度予測手法を開発したことを発表した。この手法は、高性能コンピュータを用いた流体シミュレーションに基づいて、車内の気流分布や熱的要因（エアコンの吹出温度や風量、窓からの日射量、外気温）を事前に算出し、各要因からの影響の比率（温熱環境形成寄与率（CRI））を用いて、車内の温度分布を予測するもの。実車に搭載すれば、車内空間各所の温度を直接測定することなく、効果的・効率的な風量・風向の自動選択、および車両開発時の最適な空調システム作りに貢献できるという。
