高知県は、（有）山中建設と、平成28年11月22日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結したと発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回、（有）山中建設が行う「水源再生第202-1号大川（作業道）水源森林再生対策工事」及び「地すべり第504号 潰溜地すべり防止工事」で排出されるCO2排出量をオフセットするため、合計34t-CO2のクレジットを売買する。同社では、カーボン・オフセットに取り組むだけでなく、ISO14001を活用した軽油・電気使用量の削減にも取り組んでいる。なお、同社のオフセット・クレジット購入は16・17回目となる。