外務省は、平成29年2月17日、モロッコ王国の首都ラバトにおいて、無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。モロッコでは、平成28年11月にマラケシュにおいてCOP22が開催され、また、モロッコ政府は2030年までに総発電能力のうち再生可能エネルギーの割合を52%とする目標を掲げるなど、環境問題に対する関心が高まっている。今回の協力は、日本で製造された次世代自動車を供与するもの。これにより、モロッコの環境問題や気候変動への対応機能を高め、また日本企業の海外展開への支援に寄与することが期待されるという。