トヨタ自動車(株)は、2009年5月中旬発売予定の新型ハイブリッド車において世界トップ(同社調べ)となる燃費性能38.0km/Lを実現したと発表した。これは、車両開発における燃費向上に向けた様々な取り組みによるもので、「平成22年度燃費基準+25%」を達成するとともに、JC08モード走行燃費で32.6km/L(国土交通省審査値)を実現し、省エネ法に基づき新たに策定された「2015年度燃費基準」も達成した。また、排出ガスについても、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン系炭化水素)の低減により、国内の排出ガス基準最高レベルとなる「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得。これにより、同車は、2009年4月1日施行の「環境対応車普及促進税制」の対象車となり、「自動車重量税」及び「自動車取得税」が100%減税になる。また「グリーン税制」により「自動車税」も50%減税になるという。